AIで競艇予測ソフトを作ったけど全然勝てなかった話

AI

最近では使っていない人の方が少ないんじゃないかと思うAI、「AIを使ってギャンブルで一攫千金!」なんて考える人は自分だけではないはず。

冷静に考えれば、これだけAIが浸透した世の中でそんなことを試した人がいないわけもなく、成功していたら話題になっているだろうと思うはずですが、オツムが弱い私は気づきませんでした。

もちろん、AIをうまく使ってギャンブル(競馬、競艇、オートレースなど)で勝っている人もいるでしょうが、多分その人たちはAIを使わなくても勝てるけど効率化のためにAIを使ってるとかなんじゃないでしょうか。

さて、タイトルに結論が書いてありますが、「AIで競艇の予測を行なったら勝てるのか」を検証してその結果を報告します。

競艇を選択した理由

私は元々そこまでギャンブルをやりませんが、友人に競艇選手がいるので友人が出る時だけたまーに舟券を買って遊んだりしていました。

競馬やオートレースはやったことがなくてあまりわかっていない上に、確率的には競艇の方が当たりやすいらしいという話を聞いたことがあるので、とりあえず競艇にするかと安易に決めました。

大した知識もなくて適当に決めたのが敗因かもしれません。
(分析する際のパラメータの重みづけとかどれを優先したらいいか全然わからなかった)

AIの使い方を考える

ただ「AIを使って競艇の予測をする」と言っても、今は色々な方法で予測することができると思います。

  • Geminiに最新の情報を取得してきてもらって指定したレースの予測
  • Notebook LLMにデータを食わせて指定したレースの予測
  • Antigravity CLIに予測ソフトを作らせてソフトで指定したレースの予測

私はとりえあず上記の3つのパターンが思いついたので、Geminiにどれが良いか聞いたら「予測ソフトを作る」のが確度が高そうということで、Antigravity CLIを使用して競艇予測ソフトを作ることにしました。

ちなみにGeminiの言い分は以下の通りです。

理由は非常にシンプルで、LLM(大規模言語モデル)は文章の読解や推論は得意ですが、厳密な数値計算や大量の統計データの処理が決定的に苦手だからです。

競艇予想は「コース別勝率」「モーターの連対率」「展示タイムの偏差」など、大量の変数を扱う確率・統計の計算ゲームです。AIを「予測器」として直接使うのではなく、「予測プログラムを組むエンジニア」として使い、実際の計算とデータ処理はコードにやらせるのが最も確実でエラーがありません。

Antigravity CLIで競艇予測ソフトを作る

私は競艇にあまり詳しくないため、GeiminiでAntigravity CLIに渡すためのプロンプトを作成して、そのままAntigravity CLIに予測ソフトを作ってもらいました。

最初に、コンソールで動作するアプリとしてPythonで書いたプログラムを作成したもらって、ちゃんと動作することを確認後、Streamlitでブラウザで扱えるようにしてもらいました。

Antigravity CLIに微修正などの指示は出しましたが、私自身はコードを一行も書かずに完成してしまいました。

運用してみた結果

予測ソフトができたので早速運用してみました。

レースベットリターン収支
桐生2R¥1,200¥0-¥1,200
宮島11R¥1,200¥830-¥370
常滑12R¥1,200¥3,920+¥2,720
児島11R¥1,200¥0-¥1,200
尼崎12R¥1,200¥0-¥1,200
大村3R¥1,200¥0-¥1,200
多摩川11R¥1,900¥0-¥1,900
大村4R¥1,900¥0-¥1,900
多摩川12R¥3,600¥400-¥3,200

予算は10,000円で、途中で予測ソフトに修正の指示を入れたり、最後には残った金額を全部ベットしたりした結果、最終的にはマイナス9,450円という結果になりました。

9回の予測に対して当たりが出たのが3回なので33%・・・試行回数が少ないにしてもちょっと使えないですね。

試行回数を上げたら実は良い結果になる可能性もなくはないですが、実行にまあまあ時間がかかるのと1日張り付いていないと試行回数を稼げないので、面倒くさいからこの予測ソフトはお蔵入りです。

敗因の考察

一応敗因を自分なりに考察してみました。

予測ソフトはレース場のデータや選手のデータをとってきてそのデータを元に予測をしていたのですが、それはこれまで競艇ユーザがしていたことと同じで結局倍率の低いものに賭けることになって、当たっても少額、当たらなかったら0、だからどうやっても勝てないのではないかと思いました。

実際、予測ソフトが「本命」として提示したものは上位人気のものが多く、「リスク分散をして」「大穴も入れて」と指示しても上位予測選手を絡めた予測をしてくるので結果にはあまり影響しませんでした。
(なんなら賭ける口数が増えてマイナスが増加した)

終わりに

「AIを使ってギャンブルで一攫千金」なんて頭の悪そうなことを考えている私に、授業料1万円で現実を教えてくれたAIの話でした。

「AIを使って〜〜で稼ぐ」はネット上で今でも色々新しいものが出てきますが、情報が出てきた時点で陳腐化しているはずなので、頭の悪い私は「なにか面白いことに使えないかな〜」くらいに考えるのが良さそうだと感じました。

最近はYouTubeやThreadsで「AIを使ってnoteで稼ぐ」みたいなのが流行ってるみたいなので、この話もnoteで書こうかなーと思いましたが、こんな結末のわかりきってる話をお金出してまで読みたい人なんていないだろうと思い結局ここに書き残すことにしました。

AIを使ってなにか面白いことができそうだったらコメントや各種SNSで教えてください!

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